「能登半島地震を踏まえた防災対策」および「南海トラフ地震臨時情報への対応」

「能登半島地震を踏まえた防災対策」および「南海トラフ地震臨時情報への対応」

1. 神戸市災害対策総点検の実施
目的と背景: 能登半島地震で顕在化した初動・応急期の課題や、阪神・淡路大震災以降の社会情勢の変化、テクノロジーの進展を踏まえ、「神戸市災害対策総点検」を全市を挙げて実施しています。
検討項目: 避難所の生活環境改善、要援護者支援、備蓄物資の管理、新たなテクノロジー(AIやSNS)の活用などが中心です。
前倒し対応: 避難所用の簡易ベッドや間仕切りの追加配備、AI技術を活用した情報共有システムの本格実装については、補正予算を編成し、前倒しで対応を進めています。
2. 避難所開設・運営体制の強化
地域との協働: 災害時には職員の参集が遅れる可能性があるため、地域住民による自律的な避難所運営が不可欠とされています。
現状の課題: 避難所ごとの運営マニュアル作成は、対象322か所のうち29か所(令和6年時点)に留まっています。
今後の取組: 学校、地域、行政が協働し、備蓄物資の保管場所や役割分担を共有できるよう、各避難所固有のマニュアル作成と訓練を推進します。特に自治会等のつながりが希薄な地域への支援方策についても検討が進められています。
3. 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)への対応と総括
市の初動対応: 令和6年8月の臨時情報発表に際し、発表から約2時間半後には災害警戒本部を設置し、1週間にわたり常時約400人態勢で対応にあたりました。
運用の評価: 昨年度に大規模な総合防災訓練を実施していたこともあり、各局・区が連携して大きな混乱なく円滑に対応できたと総括されています
市民への周知: 初の臨時情報により市民に一定の戸惑いが見られたことから、避難行動や備えをまとめた臨時広報紙を全戸配布するなど、さらなる啓発に努める方針です。
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