多井畑西地区:里山の未来を拓く保全活用ロードマップ

多井畑西地区:里山の未来を拓く保全活用ロードマップ

1. 事業の背景と目的
神戸市は、人口減少社会における「開発から保全へ」という時代の流れに沿い、都市部と自然が近接する神戸の特性を活かした里山の保全・活用を進めています。昨年、UR都市機構より約29ヘクタールの土地を譲り受けたことを機に、本格的な取り組みが開始されました。
2. 取り組みの4つの方向性
緑豊かな都市環境を形成するため、以下の4項目を重点的な方向性として掲げています。
生産緑地の維持
耕作放棄地の活用
生物多様性の保全
竹林の適正管理(放置竹林対策を含む)

3. 将来像の策定と合意形成
地域住民との連携: 現在、検討会や勉強会を通じて地域住民の意見を収集し、意向把握に努めています。
策定目標: 地域の歴史や文化、他都市の事例も参考にしながら、令和3年度末までに地域の総意を反映した「将来像」を策定する予定です。
4. 具体的な推進体制と計画(ロードマップ)
推進組織の設立: 地域住民や関係者が議論・意思決定を行うための組織設立を検討しており、その中で具体的な実施計画やスケジュールを含むロードマップを作成します。
ゾーニングの実施: 地区全体(約72ヘクタール)を**「保全エリア」と「活用エリア」に明確にゾーニング**し、効率的な管理を目指します。
モデル事業の着手: 全体での合意形成を図りつつ、まずは市有地が一定集積している箇所から先行してモデル的に事業着手する方針です。

5. 多角的な連携の強化
事業の成功に向け、庁内・外部との連携を深めます。
民間企業の参画: 事業推進の重要なポイントとして、民間企業のアイデアや活力を積極的に取り入れます。
庁内連携と外部人材: 環境局や経済観光局(農政担当)との連携に加え、留学生や学生、NPOなどの多様な主体に参画を促します。
他自治体との連携: 里山管理の先進事例として、連携協定を締結している佐用町の森林管理ノウハウなどの導入も検討し、成功事例の水平展開を図ります。
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