映画のまち・神戸:神戸フィルムオフィス20年の歩みと未来

映画のまち・神戸:神戸フィルムオフィス20年の歩みと未来

1. 神戸フィルムオフィスの設立背景と実績
設立と役割: 全国に先駆けて平成12年(2000年)に設立されました。映像プロジェクトの誘致やロケーション撮影に対するワンストップサービスを提供しています。
撮影実績: 令和元年度末までに、映画、ドラマ、テレビ番組、CMなど累計3,044件の撮影を実現しました。
評価: 他都市では撮影が困難な施設での撮影支援や、きめ細かなサービスが映像業界から高く評価されています。

2. 国際的な成果:映画『スパイの妻』の受賞
快挙: 神戸出身の黒沢清監督作品『スパイの妻』(1940年代の神戸が舞台)が、ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞しました。
ロケ地: 旧グッゲンハイム邸など市内各所が主要場面として使用され、神戸の魅力を世界に発信する大きな機会となりました。
3. ロケ地を活用した観光・振興施策(ロケツーリズム)
目的: 映像を通じてまちの魅力をPRし、公開後の聖地巡礼(ロケツーリズム)による誘客や、市民が地元の良さを再発見することを目指しています。
具体的な取り組み:
写真展示: 市役所1号館にて映画のワンシーンやロケ地の紹介を実施。
特別ツアー: 地下鉄名谷車両基地や神戸税関など、通常は一般公開されていないロケ地を巡るツアーを造成。
4. 撮影支援体制のさらなる強化
包括的なサポート: 現在も宿泊・食事・機材レンタルの斡旋、官公庁の許認可代行、広報協力など幅広い支援を行っています。
今後の改善策:
大型車が駐車可能な場所の確保や、ロケ地として活用可能な市施設の積極的な情報提供。
ロケ隊が安価で利用できる宿泊施設の斡旋強化。
将来的な展望: ポートアイランド2期などへのオープンセット誘致について、映画関係者の意見を聞きながら「夢のある挑戦」として検討する余地が示されています。
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