平成29年第1回定例市会/一般質問(6月27日)

平成29年第1回定例市会/一般質問(6月27日)

下記の内容で、一般質問に立ちました。

 

 

1.シェアリングエコノミーについて

 

「モノ・ヒト・スペース」などを、IT技術を活用して新たな利用者にマッチングさせる「シェアリングエコノミー」を利用したサービスが注目されている。
神戸市の保有する行政財産、例えば公共駐車場や市営住宅に付帯する駐車場

(灘区の空率は67.7%)に、このサービスを導入する事により新たな市民サービスを生みだし、経済の活性化につなげることはできないかを質疑。

 

シェアリングエコノミーには大変関心をもっており、ぜひ神戸で広げられるようチャレンジしていきたい』と、久元市長。さらに、
・公共駐車場などへの導入の可能性を探っていく。
・コミュニティサイクル 『コベリン』 にも、 シェアエコノミー本来の視点を取り入れる、とのこと。

 

2.ごみの減量化について

・家庭系ごみ指定袋のデザイン変更

・食品ロスに向けたフードドライブモデル実施

 

この6月より、ごみ袋のデザインが新しくなる。QRコードを活用した情報発信、多言語化対策、イラストによる分別強化などの中、平成37年度に向けての

削減目標-10%」が示されている。

発生抑制のリデュース、再使用のリユースの2Rを確立しつつ リサイクルを含めた3Rを推進する 取り組みについて質疑。

 

神戸市では、手つかず食品などの食品ロスが1人年間12kg(12000円相当)
『家庭で余っている食品などを持ち寄り、福祉団体・ 施設等に寄付する活動「フードドライブ」のモデル 実施を拡大し、食品ロス削減 を目指す』とのこと。
ゴミゼロ・ウェイスト宣言で有名な徳島県上勝町の活動を参考に、ごみ削減モデル地区を指定し、活動を拡散すべきと質疑。

 

3.コミュニティスクール(学校運営協議会制度)について

 

法律の改正により、コミュニティ・スクール(CS)が努力義務化された。CSとは、学校運営協議会(一定の権限を有する合議制の機関で地域住民や 保護者が学校運営に参画する仕組み)を設置した学校のことを指し全国の約10%の学校がCSに移行している。

 

教育委員会は『情報を集めながら、今後の検討課題とする。』とのこと
「地域にひらかれた学校を目指す」という、基本的な理念に賛同しつつも、
・現在、 ほぼすべての学校にある学校評議員制度との違いはどうなのか?
・導入する場合、教育現場の意見をしっかりと反映できるのか?
などの問題点を踏まえ質疑。

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