ポートアイランドスポーツセンターの再整備が進みます。

ポートアイランドスポーツセンターの再整備が進みます。

1. 背景と計画見直しの経緯
ポートアイランドスポーツセンターは老朽化に伴いリニューアルが決定していましたが、2023年(令和5年)の公募では、新型コロナウイルス流行後の急激な建設資材の高騰などの影響により、入札不調となりました。これを受け、神戸市は競技団体や建設事業者からの意見を反映し、事業費の抑制と実現可能性を両立させるため、再整備基本計画の改定を行いました。

 

2. 再整備の基本方針
以下の3点を基本方針として掲げています。
競技力の向上: 国内大会の開催基準を満たす施設整備
市民の健康増進: 幅広い世代が年間を通して利用できる機能の拡充
ポートアイランドの活性化: 大学等との連携による地域貢献

 

3. 機能の整理:削減と強化
限られた予算の中で施設価値を維持するため、機能の優先順位が整理されました。
削減・廃止された機能:観客席を当初の7,000席から2,800席以上へと縮小。
現在の利用状況を踏まえ、サブプールおよびサブリンクを廃止。
維持・強化された機能:50メートルプール: 全国規模の大会を誘致できるよう、10レーンを維持。
25メートル通年プール: 市内での通年型競技環境の不足を解消するため、従来の5レーンから9レーン以上へ拡大。
ユニバーサルデザイン: 初心者から競技者まで利用できるよう、両方のプールに可動床を導入。

 

4. 大会運営機能の確保
市内における通年型の公認プール不足に対応するため、特に冬場の大会運営機能が重視されています。
待機スペースの確保: 競技団体からの要望を受け、要求水準書において、十分な広さの選手待機スペースと観客席を確保するよう事業者に求める方針です。

 

5. 今後のスケジュール
2024年(令和6年)5月: 再整備基本計画の改定
2025年度(令和7年度): 事業者公募および予算確保
2029年度(令和11年度)頃: 工事着工
2032年度(令和14年度)頃: 供用開始

(結論)
今回の改定は、資材高騰という厳しい社会情勢に対応しつつ、「守るべき競技機能」と「市民の利用しやすさ」を再定義したものです。特に25メートルプールの拡充は、地元の学生や競技者の練習環境を大きく改善するものと期待されています。

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