ポートアイランドスポーツセンターの再整備が進みます。

ポートアイランドスポーツセンターの再整備が進みます。

1. ポートアイランドスポーツセンター再整備計画の改定
ポートアイランドスポーツセンターは老朽化に伴う再整備が進められていますが、建設資材の高騰により2023年(令和5年)の入札が不調に終わった経緯があります。これを受け、神戸市は競技団体や事業者の意見を踏まえ、実効性のある計画へと改定を行いました。

基本的な考え方: 「競技力の向上」「市民の健康増進」「ポートアイランドの活性化」の3本柱を維持しつつ、事業費抑制のために施設規模を精査しています。
機能の整理(スリム化と強化):
削減: 観客席を当初の7,000席から2,800席以上へと縮小し、サブプール・サブリンクを廃止しました。
維持・強化: 50メートルプールは10レーンを維持し、全国規模の大会誘致を可能にします
。また、ニーズの高い25メートル通年プールを9レーン以上に拡大し、可動床を導入することで、初心者から競技者まで幅広い世代が年間を通じて利用できる環境を整えます。
今後のスケジュール: 2024年(令和6年)5月中に基本計画を改定。2029年度(令和11年度)頃に着工し、2032年度(令和14年度)頃の供用開始を目指します。

1.王子スタジアムのリニューアルと「空白期間」の対策
王子スタジアムはリニューアルに伴い、2025年(令和7年)8月末から約4年間の閉鎖期間に入ります。この間、競技団体や地域団体とのつながりが途切れないよう、ソフト面の施策を強化します。
地域連携の維持: アメリカンフットボールの聖地としての機能を継承するため、神戸大学RAVENSや地元商店街、NPO法人等との交流を継続します

既存施設の活用: スタジアム閉鎖中も、近隣の王子スポーツセンター等を拠点としたスポーツイベントや、子供向けの体験会(フラッグフットボール等)を継続的に実施します

目的: 閉鎖期間を「空白」にせず、新しいスタジアムが完成した際にスムーズに地域連携が再開できる仕組みを構築します

3. 結論と課題
今回の再整備は、資材高騰という厳しい状況下で「守るべき機能」と「削減すべき機能」を明確に整理したものです。特に通年型競技プールの拡充は、市内の競技環境不足を解消する重要な役割を担っています
。今後は、要求水準書において選手待機スペースの確保などを事業者に求め、競技者・市民の双方にとって利便性の高い施設整備を進めていく方針です

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